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第3回 そもそも…どうして不動産投資がしたいの? その2

・投資に回してもよいお金とは

では、投資をするにあたっては、今、所持している資産全額を投資に振り向けてもよいのでしょうか?

場合によっては、今、所持している資産全額を投資に振り向けても問題ないかもしれませんが、一般的にはリスクが大きいように思えます。ただし、残念ですが、投資に回してもよいお金の明確な基準はありません。ここでは、一つの考え方をご紹介しましょう。

一言で言うと、「お金に色をつける」ということです。

色とは使う目的です。
お金をそれぞれ使う目的毎に区別するということです。

使う目的には様々なものがあります。
緊急予備資金、家や乗用車を購入する資金、旅行の資金、お子様の高校や大学の入学等に関する資金、はたまた老後の資金…言い出せばきりがありませんし、十人十色です。

また、使用時期も半年後に迫っているものから、3年後、5年後いや数十年先のものもあるかもしれません。これも十人十色です。

また、使う目的をハッキリさせるためには、今後の生活設計が重要になります。

いわゆるライフプランです。
皆さん生活設計(ライフプラン)をお持ちですか?

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投資を始める場合、どの金融商品が良いかを真っ先に考えられるでしょうが、実は、今後の生活設計がまず重要になってきます。

ただ単に、「儲かる金融商品」にばかり目を奪われると、後で後悔することになります。

さらに、生活設計を策定する上で、その目的の色によりリスクをとることができるか、できないかも判断することが必要です。

例えば、その資金が3年後にお子様の高校入学に使う資金である場合、万が一、運用がうまくいかなかった場合、高校入学を1年遅らせるわけにもいきませんし、希望校(=進路)を変更するか、金融機関等で借りるかの選択になってしまうことから、教育費用等はリスクをとることができにくいと判断することができます。

さらに、一般的には長期であればリスク(=運用のぶれ)が軽減されるといわれておりますので、そのあたりも考慮の上、投資に回すことのできる資金を判断してください。

最後に、投資に回してもよいとされる目安を図2にまとめてみましたので、参考にして下さい。

図 投資に回してもよいお金の目安

cc

 

以上、次回に続く

 


佐藤 益弘 氏プロフィール

株式会社優益FPオフィス 代表取締役
・ファイナンシャルプランナー(CFP資格認定者)
・住宅ローンアドバイザー(財団法人住宅金融普及協会)
・共栄大学(学校法人共栄学園) 非常勤講師
・気学士

東洋精糖(株)の不動産部門にてマンション開発・販売統括・管理支援などの主任を務める中、FP資格を取得。2000年8月より独立系FPとして独立。

㈱住まいと保険と資産管理、㈱ユナイテッドファイナンシャルプランナーズ、オフィス秀梨&コンサルティングネットワークス㈱  以上、3つのFP関連会社の設立に参画する。

現在、お客さまサイドに立ったシンの独立系実務家FPとして、そのネットワーク確立のため、マイアドバイザーを運営。

数少ない 金融商品販売を伴わない コンサルティング業務をメインとした 「お客様サイドのFP」「教科書通り のFP」として活動中。