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第4回 そもそも…どうして不動産投資がしたいの? その3

・なぜ不動産投資なのか

これまでの内容から、投資について皆さんはどのように思われましたか?

ただし、投資には様々な種類が存在しますが、ここでは不動産投資について考えてみましょう。

不動産投資は一昔前までは、多額の金額を必要とし中々手が出せるものではありませんでした。

後日、詳しく説明しますが、不動産投資信託(J-REIT)や不動産投資関連の融資の登場により比較的少額で不動産投資ができるようにもなり、身近なものになりました。

また、投資といえば金融商品に比重を置きがちですが、昔から「財産3分法」という考え方があります。
典型的な形として、株式、預貯金≒債券(国債)、不動産の3種類に分散して投資することにより、それぞれのリスクを吸収しあうことによって、安定的に資産を増やすことができるといわれております。

これまでの高度経済成長の中においては、株式投資のみでも資産を増やすことができたかもしれませんが、経済の先行きが不透明な中、今後については、人がいる限り、必ず使用することになる不動産に目を向けることも重要だと思われます。

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さらに、近年はペイオフも全面解禁され、金融機関が破綻する可能性も否定できなくなりました。つまり、安全であるといわれていた預金も絶対安全であるとは言い難い状況になってきました。

しかし、不動産投資は、不動産という現物に投資をしますので、災害等が起きない限り、消滅することはありません。リスクヘッジの手段としては非常に有効だと言えます。

また、土地の価格の変動が挙げられます。一般的に土地の価格の下落は良い傾向であるとは言えませんが、土地の価格の下落に対し、家賃等の相場はそれほど下がっていません。

これは、仕入れ価格の大幅な下落に対し、賃料等の収入はそれほど下落していませんので、収益性の向上を意味します。

また、企業のリストラや再開発により、これまでは手に入りにくかった優良な敷地が多数放出されていることも、不動産投資をするにあたっては追い風といえます。

一昔前と比較して、不動産投資は身近なものになりつつあります。日本経済に景気回復の兆しが見えかけた今、株式投資を中心に投資をされておられる方も多数いるとは思います。不動産投資の魅力を捨ててまで、株式投資を中心に投資をしていくのはもったいないように思えるのは私だけでしょうか。

 


佐藤 益弘 氏プロフィール

株式会社優益FPオフィス 代表取締役
・ファイナンシャルプランナー(CFP資格認定者)
・住宅ローンアドバイザー(財団法人住宅金融普及協会)
・共栄大学(学校法人共栄学園) 非常勤講師
・気学士

東洋精糖(株)の不動産部門にてマンション開発・販売統括・管理支援などの主任を務める中、FP資格を取得。2000年8月より独立系FPとして独立。

㈱住まいと保険と資産管理、㈱ユナイテッドファイナンシャルプランナーズ、オフィス秀梨&コンサルティングネットワークス㈱  以上、3つのFP関連会社の設立に参画する。

現在、お客さまサイドに立ったシンの独立系実務家FPとして、そのネットワーク確立のため、マイアドバイザーを運営。

数少ない 金融商品販売を伴わない コンサルティング業務をメインとした 「お客様サイドのFP」「教科書通り のFP」として活動中。