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第11回 成功するための第一歩(3)

 

 

 

・情報収集は怠らない(2)

 

 

どのように収集したら良いでしょう?

まず、管理を委託している不動産管理会社が情報を持っているでしょうから、確認してみることです。できれば、普段、問題がないときから定期的に情報を流してもらうのが良いでしょう。

また、新聞やインターネット上で幅広く情報収集することも可能です。

ただし、インターネット上で情報を収集する場合、さまざまなサイトが存在しますので、その情報の信憑性を確認する必要があります。

さらに、自分の足で物件周辺の状況をチェックするのもいいのではないでしょうか?

 

物件周辺の状況を実際に自分の目で確かめることは、街並みや環境といった色々な情報も自然と入ってくることになります。

また、具体的に動き出している計画の有無や競合物件が建築されそうな空き地の有無の確認もできます。

ただし、残念ですが、10年先や20年先の競合状況まで調べることは不可能に近いと思われます。

先になればなるほど、経済状況等の影響によりブレが生じますから・・・。

 

以上のことから、投資家(オーナー)は受身にならず、あちらこちらに情報のアンテナを張り巡らしておく必要があります。

初めて管理状況を見たときに「これじゃ、空室率は上昇するはずだ」といった笑えない話も実際にあります。

 

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・成功マニュアルは存在しない

 

人は、身近に成功体験があれば真似をしたくなるもので、マニュアルのようなものがあればそれに頼りたがるものです。

実際、「こういうやり方で私は成功しました」という類の話は、不動産投資に関らず様々な投資話で出回っています。

 

では、本当に、話の通り実行すれば、必ず成功するでしょうか?

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当然のことながら成功するとは限りませんよね。

此処で注意しなければならないことは、その話は(発信者がフェイクしていない限り)事実なのですが、成功のマニュアルではなく、成功したほんの一例の話に過ぎないということです。

 

その理由として考えられるのは、以下の3つです。

 

まず1つ目に、「時代背景の違い」です。

成功してから情報が世間に出るまでには必ずタイムラグが生じます。

そのタイムラグの間に不動産市況が変化している場合がほとんどでしょう。

 

そして、2つ目は、成功した人とそれを読んだ人の「不動産等に関する知識や経験の違い」です。

成功の裏に隠された背景をスミからスミまで伝えることは現実的に不可能です。

 

最後の3つ目は「地域性の違い」です。

不動産の場合、エリアにより状況が異なることは多いでしょう。

 

これらのことに注意して情報を読むのであれば、参考になると思われます。

 

成功マニュアルというものは、皆さんが一人一人独自に作り上げていくものではないでしょうか。

 

成功への第一歩を踏み間違えないよう気をつけたいものです。

 

 

 

以上、次回に続く

 

 

 


佐藤 益弘 氏プロフィール

株式会社優益FPオフィス 代表取締役
・ファイナンシャルプランナー(CFP資格認定者)
・住宅ローンアドバイザー(財団法人住宅金融普及協会)
・共栄大学(学校法人共栄学園) 非常勤講師
・気学士

東洋精糖(株)の不動産部門にてマンション開発・販売統括・管理支援などの主任を務める中、FP資格を取得。2000年8月より独立系FPとして独立。

㈱住まいと保険と資産管理、㈱ユナイテッドファイナンシャルプランナーズ、オフィス秀梨&コンサルティングネットワークス㈱  以上、3つのFP関連会社の設立に参画する。

現在、お客さまサイドに立ったシンの独立系実務家FPとして、そのネットワーク確立のため、マイアドバイザーを運営。

数少ない 金融商品販売を伴わない コンサルティング業務をメインとした 「お客様サイドのFP」「教科書通り のFP」として活動中。