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第14回 不動産投資って?(1

 

 

不動産投資と言っても様々な方法が存在します。ここでは3つの分類に分けて説明することにします。

また、それぞれの特徴も紹介いたします。

・現物不動産投資

現物不動産投資は、マンションやアパートもしくはオフィスビル等を建築または購入し、個人や法人に賃貸することで家賃やテナント料を得る投資方法です。

 

文字通り、現物の不動産に投資をすることにより収益を上げる方法です。

また、この方法は、直接投資型と言えることができます。

さらに、一棟を丸ごと所有する場合と、一室のみを所有する場合とに区分されます。

 

このような不動産そのものを購入する投資方法は、さらに2種類に分類することができます。

 

1つ目は、手持ち資金によりゼロの状態から不動産を購入する方法です。この方法の代表的なものとしてワンルームマンション投資が挙げられます。

 

2つ目は、所有している遊休土地に建物を建て収益不動産へと変身させる方法、もしくは、所有している遊休土地を手放すことなく、他人に貸し出すことにより地代収入を得る方法です。この方法は一般に「土地の有効活用」と呼ばれています。

 

 

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それでは、特徴について見ていきますと、現物不動産投資は、多額な資金が必要とされ、投資に参加することができる方は限定されてしまいます。

また、複数の不動産を所有することにより分散投資を図ることは困難ですので、その不動産の所在する地域性及びその用途等の個別要因を受けやすくなります。

さらに、多くの場合、自己資金のみで不動産を購入するわけではなく、借入金との併用により、より大きな投資をおこない収益の拡大を目指すことが行われています。

 

いわゆる「レバレッジ効果」です。

一言で言えば、「てこの原理」です。ただし、絶対条件として投資物件の利回りより借入金の金利が低く、収益が挙げられる状況であることです。

また、万が一、投資物件の利回りより借入金の金利が高くなった場合、想像を絶するような状況が発生します(逆レバレッジ効果)。現物不動産投資がハイリスクハイリターンであると言われる所以の一つです。

レバレッジ効果及び逆レバレッジ効果の一例を図1でご確認下さい。

 

皆さん、このことを理解した上で、現物不動産投資に臨みましょう。

 

 

・図・現物不動産投資

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 以上、次回に続く


佐藤 益弘 氏プロフィール

株式会社優益FPオフィス 代表取締役
・ファイナンシャルプランナー(CFP資格認定者)
・住宅ローンアドバイザー(財団法人住宅金融普及協会)
・共栄大学(学校法人共栄学園) 非常勤講師
・気学士

東洋精糖(株)の不動産部門にてマンション開発・販売統括・管理支援などの主任を務める中、FP資格を取得。2000年8月より独立系FPとして独立。

㈱住まいと保険と資産管理、㈱ユナイテッドファイナンシャルプランナーズ、オフィス秀梨&コンサルティングネットワークス㈱  以上、3つのFP関連会社の設立に参画する。

現在、お客さまサイドに立ったシンの独立系実務家FPとして、そのネットワーク確立のため、マイアドバイザーを運営。

数少ない 金融商品販売を伴わない コンサルティング業務をメインとした 「お客様サイドのFP」「教科書通り のFP」として活動中。