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第17回 不動産投資のメリット(1

 

ここから数回にかけて、不動産投資のメリットについて見ていきます。

前回まで、不動産投資の3つの分類とその特徴を見てきました。
今回のメリットは3つとも共通するものもあれば、1つの分類にしかあてはまらないものもあります。
さらに、自分自身の投資目標にとってもそのことがメリットになるのか?も確認してください。
それでは見ていきましょう。

 

・安定的な収入

 

まず、1つ目として挙げられるのが、「安定的な収入」です。
これは3つの分類に共通して言えることです。

通常、居住用の賃貸借契約で2年単位ですから、賃料収入は、短期間に大幅に変動することは稀で、比較的安定しているといわれています。

また、ローンの返済を終了された後には、賃料収入から必要経費を差し引いた金額を、私的年金代わりとして受け取ることも可能です。

さらに、現物不動産投資の場合、ローンを利用されると、団体信用生命保険に加入しますので、万が一、返済期間中に所有者の方が亡くなられた場合には、この保険よりローンの残債は全て支払われます。ですので、残されたご家族は、ローンを支払うことなく、物件を所有することができ、以後、遺族年金の+αとして機能します。

 

 

・インフレに強い

 

2つ目として挙げられるのが「インフレに強い」ことです。
これも3つの分類に共通して言えることです。

不動産という資産の特徴ですが、物価と連動性が高いといわれています。
つまり、賃料はインフレ時には物価の上昇に応じて上がる傾向にありますし、不動産そのものの価格も上がると言われています。
もちろん、最終的には需給関係により価格は決まるので、立地や経済状況などにより当てはまらないケースも出てくるでしょう。

年金の+αとして不動産投資を考える場合、長期間の運用を前提にしているので、このことは有効です。なぜなら、投資で大切なのは、収益性とともにインフレによる目減りを如何に防ぐかがポイントになるからで、この点に不動産を活用する意義もあります。

ただし、経済情勢の悪化や運用対象不動産に関する外部環境の変化などで、インフレヘッジの役目を全くなさない場合もケースもありますので注意してください。

 

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次回、「節税効果」について説明しますが、これらのメリットだけでなく、後日触れるデメリットについても考慮の上、投資を検討してください。

以上、次回に続く

 

 

 


佐藤 益弘 氏プロフィール

株式会社優益FPオフィス 代表取締役
・ファイナンシャルプランナー(CFP資格認定者)
・住宅ローンアドバイザー(財団法人住宅金融普及協会)
・共栄大学(学校法人共栄学園) 非常勤講師
・気学士

東洋精糖(株)の不動産部門にてマンション開発・販売統括・管理支援などの主任を務める中、FP資格を取得。2000年8月より独立系FPとして独立。

㈱住まいと保険と資産管理、㈱ユナイテッドファイナンシャルプランナーズ、オフィス秀梨&コンサルティングネットワークス㈱  以上、3つのFP関連会社の設立に参画する。

現在、お客さまサイドに立ったシンの独立系実務家FPとして、そのネットワーク確立のため、マイアドバイザーを運営。

数少ない 金融商品販売を伴わない コンサルティング業務をメインとした 「お客様サイドのFP」「教科書通り のFP」として活動中。