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第21回 不動産投資のデメリット(3)

 

 

さて、今月から

 

前回から、代表的な不動産投資 5つのデメリットについて見ています。

 

5. 老朽化と修繕が必要

 

「自分に合った投資スタイルは?」でも触れましたように、建物は年々老朽化していきます。これは賃料の低下と空室率の上昇に繋がります。同じ賃料であれば、当然ですが、老朽化した建物より新築建物に入居します。ですので、入居者募集の観点からも常に最良の状態を維持していくための費用が発生します。勿論、老朽化対策として修繕を定期的に行いますが、計画が甘いケースも見受けられます。また、時として不具合が生じ、予想外の修繕や補修費用がかかる場合もあります。
物は古くなったり、壊れたりするのは当たり前ですから、設備の耐用年数など確認し、余裕のある投資計画を組んでいきましょう。

 

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以上の5点を不動産投資のデメリットとして挙げましたが、デメリットの受け止め方には個人差があります。
また、デメリットとして挙げた5項目以外についても不動産の特徴的な部分に対しそれをデメリットとして受け止められる方もおられるでしょう。

 

例えば、不動産投資は長期間行うことが前提です。その間に法規制や税制など自分ではコントロールできない諸制度が変わってしまうことがあります。

 

投資を行う要因として法規制や税制の影響が高い場合、不確定要素が高まりますから、注意する必要があります。特に節税が出来るということが実物不動産のメリットの1つですから、税制が変更されることによりその根本が崩れしまうことがないようにしましょう。そもそもの収支計画がマイナスで税効果によりプラスにするようなプランは個人的には?です。
もちろん何十年先の話を予測することは非常に難しいのですが、ここ数年とか、5年10年くらい先まで投資不動産やそのエリアの状況など予測して、投資を行うと良いでしょう。

 

 

 

重要なことは先入観だけで判断しないことです。どうしても人間は先入観で物事を判断しがです。また、どの投資方法にもメリットとデメリットは必ず存在します。メリット、デメリットに対し、バランスの取れた考え方が必要になってきます。信頼できるビジネスパートナーから有益な情報を常に得て、自分自身で考えられるようにしておきましょう。

 

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以上で、不動産投資のイロハについては終了します。
次回より、具体的な投資計画立て方などについてお伝えします。
以上、次回に続く

 

 


佐藤 益弘 氏プロフィール

株式会社優益FPオフィス 代表取締役
・ファイナンシャルプランナー(CFP資格認定者)
・住宅ローンアドバイザー(財団法人住宅金融普及協会)
・法政大学 兼任講師
・気学士

東洋精糖(株)の不動産部門にてマンション開発・販売統括・管理支援などの主任を務める中、FP資格を取得。2000年8月より独立系FPとして独立。

㈱住まいと保険と資産管理、㈱ユナイテッドファイナンシャルプランナーズ、オフィス秀梨&コンサルティングネットワークス㈱  以上、3つのFP関連会社の設立に参画する。

現在、お客さまサイドに立ったシンの独立系実務家FPとして、そのネットワーク確立のため、マイアドバイザーを運営。

数少ない 金融商品販売を伴わない コンサルティング業務をメインとした 「お客様サイドのFP」「教科書通り のFP」として活動中。