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第36回 自己資金とローン(2)

 

前回から 自己資金とローン についてお伝えしています。

今回は2回目です。

 

 

・どれくらいローンを組むか? その2

次に、以下の図は金利と返済期間による毎月返済額と総返済額を試算したものです。

 

 

 

当然ですが、金利が高ければ高いほど毎月返済額と総返済額は増加します。

また、返済期間を短くすればするほど毎月返済額の負担は増えますが、トータルで見た総返済額は少なくなっています。逆に返済期間を長くすればするほど、毎月返済額の負担は少なくなりますが、トータルで見た総返済額は増えます。

 

以上のことは、長期にわたって行う不動産投資では、物件の収益性を検討するのと同じくらい重要となってきます。

さらに、自己資金の多さはその投資の安全性を高めます。

ただし、これらの話は自己資金がなければ、悲しいかな、絵に描いた餅になってしまいます。

 

ですので、次に自己資金の作り方について見ていくことにしましょう。

 

 

・自己資金の作り方

まず、始めに、すでにある程度の自己資金はお持ちであるという方にお尋ねします。

 

果たしてその自己資金で十分といえますか?

 

自分では山頂に登り切ったつもりでも、実際は7合目である場合が多いようです。もう一度、自分の足元をしっかりと見つめ直しましょう。

 

そして、今から自己資金を作っていくという方は、まずは慌てないことです。慌てても良い結果は生まれません。また、すぐに数百万円貯まるものでもありません。毎月、コツコツと積み立てることが貯蓄の王道です。

 

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積み立てる方法には色々とあります。

貯金箱に毎月コツコツと入れていく方法もあるでしょうが、長く続くとは思えません。誘惑に負けて、ついつい貯金箱からお金を取り出す姿を思い浮かべてしまいます。

また、毎月5万円節約してその分を貯金に回すといっても、背伸びしたままでは長続きしません。

 

貯蓄のポイントは、無理なく手を煩わせることなく積み立てていく方法です。

理想的なものとしては、通帳から一定の日に一定金額が自動的に引き落とされる方法が挙げられます。

 

このことにより、「収入-支出=貯蓄」という考え方から「収入-貯蓄=支出」という考え方に変化していきます。

 

 

 

 

 

 

次回に続く

掲載日時:2017年11月1日

 


佐藤 益弘 氏プロフィール

株式会社優益FPオフィス 代表取締役
・ファイナンシャルプランナー(CFP資格認定者)
・住宅ローンアドバイザー(財団法人住宅金融普及協会)
・法政大学 兼任講師
・気学士

東洋精糖(株)の不動産部門にてマンション開発・販売統括・管理支援などの主任を務める中、FP資格を取得。2000年8月より独立系FPとして独立。

㈱住まいと保険と資産管理、㈱ユナイテッドファイナンシャルプランナーズ、オフィス秀梨&コンサルティングネットワークス㈱  以上、3つのFP関連会社の設立に参画する。

現在、お客さまサイドに立ったシンの独立系実務家FPとして、そのネットワーク確立のため、マイアドバイザーを運営。

数少ない 金融商品販売を伴わない コンサルティング業務をメインとした 「お客様サイドのFP」「教科書通り のFP」として活動中。