名称未設定-1

第103回目  変化する世の中に対応しよう(2)

 

変化する世の中に対応することについて、お伝えしています。
今回は2回目で、税制改正リスクの続きをお伝えします。
それでは始めましょう。

 

・ウラ技ネタには気を付けろ!?

「実は税制改正を早めに知る方法があります!」
このようなお話をすると「ウラ技話ですか?」と聞かれることがあります。実際にそういう類いのお話もないわけではありませんし、実際に、公然とセミナー等で話をしている方もいらっしゃいます。
その方のポリシーもあると思うので、良し悪しを言うつもりはありませんが、まず、みなさんにこの手の話を聞くに当たり、知っておいて欲しいことがあります。
大前提として、おいしい話をアカの他人にお伝えするのには、本当の商売をするためなど理由があります。もちろん、間違ったことを言っているわけではないので、話を何割引きかで聴くべきです。
経験則上の話になりますが、前回お伝えしたような個別具体的な制度の話でそのような「おいしい話」「ココだけの話」を聞いたのなら、ある程度の知識を持っている先達が実勢し、当たり前化しているお話だと思ってまず間違いありません。また、既に賞味期限切れ間近で、近い将来に改正により価値が無くなってしまうお話だと考えて良いと思います。
此処では詳細は割愛しますが、例えば、ここ10年の話でも消費税の還付の話などがありました。

 

 

 

・現在の税制改正の流れ

まず、税というのは、税金を貰う行政サイドからすると収入(歳入)になります。逆にその反対が支出(歳出)です。社会全体から税金という形でお金を集め、福祉などみんなの生活を良くするためにお金を使っていく=再分配する流れになっています。私たちの生活と一緒で、毎年毎年、経済状況などが変わってきますから、お金の流れも考えて変える必要があります。お金を使う=支出の計画が「予算」で、収入の計画が「税制」になります。ですから、税制改正とは、私たちには簡単にはできませんが、お金の稼ぎ方を変えると言うことなのです。具体的には、人口が増えている時には働く人も多かったので、所得税やその兄弟関係にある法人税を中心に収入を得ている方が公平感もあり良かったのですが、人口が減ると同時に高齢者が増える=働き手が減ってきたので、今現在は消費税や相続税を増やす=課税強化の流れになっています。

 

また、不動産投資に影響の大きい所得税に関しては、兄弟関係にある法人税が他の外国の方が安いのでその調整のために、相対的に課税強化の流れになっています。
相続税は課税強化の流れですが、兄弟関係にある贈与税については、反対に様々な特例が増え、課税緩和方向です。
このように時代背景などにより、課税を強化したり緩和したりすることが「税制改正」なのです。

 

 

以上、次回に続く

 

掲載日時:2020年8月15日

 


佐藤 益弘 氏プロフィール

株式会社優益FPオフィス
・ファイナンシャルプランナー(CFP)

数少ない 商品販売を伴わない 「お客様サイドのFP」「教科書通り のFP」として活動中。