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第104回目  変化する世の中に対応しよう(3)

 

変化する世の中に対応することについて、お伝えしています。
今回で3回目。
今回は、税制改正リスクの続きをお伝えします。
それでは始めましょう。

 

・現在の税制改正を早めに知る方法ための方法!?

では、本題に戻ります。「実は税制改正を早めに知る方法があります!」というお話しです。
前回お伝えした通り、税制改正は毎年ルーティンで行われる予算編成の一環です。ですから手順があります。
最も有名なのが、年末の風物詩となっている、政権与党の税制調査会、その後に出される財務省による「税制改正大綱」になります。新聞やTVのニュースでも必ず取り上げられるモノなので、現在の自民・公明の連立安定政権下では、ほぼこの内容で予算編成がなされます。

実は財務省がこの予算編成をする前に、いくつか、公表されている大きな作業があります。

その最も大きな作業が、8月末までに各省庁より財務省に提出される「概算要求」です。「概算要求」とは、「来年、ウチの省庁ではこれくらいの予算が欲しいです」という要望を財務省に出すことです。

 

 

この内容は、当然に公表され、次年度の予算で各省庁が「どこに」「どれだけの」予算を割り振るか?つまり、お金を使いたいと思っているか?を知るチャンスにもなります。
同時に、目立ちませんが税制改正の項目もあります。その通りに決まるわけではないのですが、このことから12月に公表される税制改正について、その3ヵ月ほど前の8月末には大枠というか方向性を知ることができるのです。

さて、この話・・・「ウラ技」でしょうか?

恐らく、知識を持ち、しっかり情報を得ていた方であれば、私でなくとも気がついたはずです。

値段が高いセミナーや講座だから価値が高いわけではありません。
このメルマガや講演会などのように無料であっても、また安価な情報媒体であってもしっかりとした情報を定期的に適切に発信している媒体もあります。

 

この様な媒体を使い勉強を進めれば、わずかでも将来を先読み出来ることができ、早め早めの行動を取ることができるようになるでしょう。

最後に税制も含め全てのことに言えることですが、原則と例外があれば、原則の方が当然に優先されることは認識しておきましょう。納税は国民の義務なので、いくら適法な手段を用いても、税金を納めたくないがためテクニックを使い過ぎると、その点にイエローカードやレッドカードを出される可能性もありますので、認識しておきましょう。

 

 

以上、次回に続く

 

掲載日時:2020年9月1日

 


佐藤 益弘 氏プロフィール

株式会社優益FPオフィス
・ファイナンシャルプランナー(CFP)

数少ない 商品販売を伴わない 「お客様サイドのFP」「教科書通り のFP」として活動中。